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2006年6月22日 (木)

旬な男向上委員会

 このネタこそ「旬」を逃すとつまらなくなるので、さっさと書きます(と言っても、昨日になってしまったけど)。

 昨日の日本経済新聞の朝刊でバイクの全面広告が掲載されていました。ぱっと見て「ほー、やるもんだねえ」と思ったのですが、よく見ると「旬な男向上委員会」の広告とのこと。「それって何だ?」と思ったら、どうやら「Esquire」や「LEON」など、出版社も異なる男性誌4誌の誌上でバイク(スズキのGSR400)を取り上げると共に、新聞広告も出しているらしい。なるほどねえ、こういう手法もあるんだなあと思いつつ、今回もググってみたところ、「旬な男向上委員会」という企画はずいぶん前からいろんな製品でやっていたんですね。いやー、全然気づかなかった。ん?それは俺が旬な男ではなく、なおかつ向上の余地も無いってことなのか?とも思いましたが、気を取り直して(取り直していいのかどうかは別として)他のサイトも調べたところ、ここも見つけました。電通が企画したということでしょうかね。

 仕掛ける側としては、取り上げた製品の注目度や認知度のアップであるとか、製品の売り上げ向上なりで何らかの成果は出したいでしょうから、見込みのないネタはそうそう取り上げたくはないだろうと思います。こういう形でバイクが取り上げられるってのは、まあそれだけの存在感が出せるネタとして評価されたということでしょうか(それともスズキががんばったから?)。

 ちなみに、広告のコピーは「オトナである前に、オトコでありたい。
書いているだけで照れますが、まあ広告のコピーなので、このくらいのインパクトはいるのでしょう。

続いて広告から引用すると
「スリルだけをがむしゃらに追い求めた頃もあった。走ることがRideからDriveに変わったのは、いつからだろう」なんて書いてあります。やんちゃだった昔に、いきがって?バイクに乗っていた(でも今は乗っていない)おじさん層も想定しているようです。うーん、これを見て「俺も久しぶりにバイク乗るかぁ」なんて思うサラリーマンが増えたりしたら、仕掛けた側としては「してやったり」ということなんでしょうね。

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