KLE500で行く四国・中国ツーリング:第2日
(これは5月1日に書いています。いろいろあるのでちょっと長くなってしまいました。ご勘弁ください。)
この日はまあ、最後はどたばたしましたが、途中までは面白かった訳です。目指したのは剣山スーパー林道。「日本一長いダート」などと言われる道です。
オフロードを走り始めるようになってから、ここはいつかは走りたいと思っていました。本当ならセロー250で走ってみたいという気持ちもあるんですが、セロー250で来ると、行動半径はそんなに伸ばせなくなる。「セロー250でダート三昧」っていうのも楽しそうだったんですが、今回はKLE500を選択。いろいろ行きたいところがあったのと、KLE500でダートをどれくらい走れるのかも試してみたかったからです。
ということで、スーパー林道を目指してバイクを走らせた訳ですが、びっくりしたことがあります。剣山スーパー林道への道を案内する標識が非常に充実しているんですね。途中からは、もう道を間違えようがないくらい看板がありました。左の画像はスーパー林道に入る前。右はスーパー林道に入ってからの分かれ道に立っていたものです。確かに、俺と同じようにバイクで来ている人とか四輪車で走っている人も意外といましたので、林道そのものが観光資源みたいになっているんだと思います。道路がらみの整備とか公共事業というと、お役所的にはすぐに舗装するとか高速道路を作るとかになるのでしょうが、ダートを立派に保持して、そこへ行きやすくするってのも、もっと力を入れてもいいんではないか。いくつも標識を見ているうちに、そんなことも考えました。
で、スーパー林道なんですが、「入り口」の案内があっても最初のうちは舗装路でした。しばらくすると、ようやくダートが見えてきました。左の画像はその時撮ったものです。よし、ダートだっ!と意気込んだものの、しばらくすると、また舗装部分が登場。その後も未舗装路の後にアスファルトの道が断続的に現れたりしました。どうやら「日本一長いダート」というのは、今はここではなかったりするんでしょうか。よくわかりませんが、ずっとダートが続くというのをイメージしていただけに、ちょっと意外でした。
ちなみに、KLE500でダートを走った印象ですが、そんなに大変ではありませんでした。まあ、砂利で車体が深く沈んだり、ドロドロの道を走ったりしようとしたら、そんなことを言っていられないかとは思います。また、正直そんなにスピードは出していなかった(出す気になれなかったし、出せなかったんだと思いますが)ので、他のオフロードバイクに抜かれたりはしました。ただ、これはこれで全然かまわないと思いました。
ところが、です。しばらく走っていると尻の感覚が何か変なことに気づきました。曲がるときに横にズリっとする。「ん、気持ち悪いぞ」と思って、バイクを止めた(これも実は大変だったんですが、その話は改めて)ところ、リアタイヤに針金のようなものが突き刺さっていました。これまでにも転倒ネタを書いたりして、自虐ネタには事欠かない訳ですが(はー)、やはりこれも写真を撮ってみました。ちょっとピントがあっていないのでよくわからないと思いますが、木片ではなく金属の針金(のようなもの?)です。なんでこんなものが林道にあるんだろうか。工事もしていたので、現場で発生したゴミか何かなんでしょうか。直後に(そして今も)そんなことも考えましたが、悩んでばかりもいられない訳です。結局、たまたま通り過ぎようとしたライダーさんをつかまえ、パンクの修理をしてもらいました。実はパンクの修理はしたことがなかったので、お願いしてしまった訳です。こういう時はやさしくしてくれるライダーさんはありがたいですね。他にも、もうお一人手伝ってもらいました。本当に助かりました。感謝です。
結局、いろいろあったのですが、走れるようにはなったものの、スーパー林道を走り続けることは断念。とりあえず「普通の道」を目指しました。さらに結局、空気がまた抜けてしまい、身動きできなくなることに。さらにさらに結局、徳島のバイク屋さんにバイクを運んでもらい、タイヤの修理をしてもらうことになりました。ただし、そんなこんなでもう夜になっていたので、徳島に宿を取りました。
本日の走行距離:116.0km
今回のツーリングの累計走行距離:218.3km
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