プレスト試乗会(4)FZ1
結局1週間前のネタになってしまいましたが、プレスト試乗会の話はこれで終わりにします。
(書くのは最後になりましたが)実は、FZ1は最初に乗りました。今回、最も試乗したかったバイクでした。そりゃそうですよ。FZS1000の後継モデルですので。何がどう変わったのか、まあ雑誌のインプレなどはいろいろ出ていたけど、自分の目で見て自分自身で感じたい。そう思った訳です。
試乗会の受付で手続きをすませ、まっさきにFZ1の列に並びました。で、自分の順番になってまたがることに。その時に、「あれ?」と思ったのが第一印象でした。FZS1000とはいろいろ違う気がした。(実際は違うのかもしれないが、感覚的には)車高が少し低いようだし、乗車姿勢も少し前傾になる感じでした。それとこれは当たり前なのですが、エンジン音も違う。エンジンが違うんだからとにかくこれは当然なんですが、まあいろいろ違う感じがしたんですね。個人的には、この計器類のあしらえ方なんて、好きなパターンなんですけど、やっぱりトータルで見ると「うーん……」という感じでした。
他に違和感があった部分というと、このシートです。FZS1000よりは厚みがない感じでした。ただ、だからといって長時間座れないかどうかはわかりません(FZ1の方がもちっとした感じで配慮はされているようです)。要は座った時のおしりの触感が違う、とでも言えばいいんでしょうか。そんな感じがしました。結局、そんなこんなで、どうしてもFZS1000と比べてしまい、「これは違うバイクなんだなあ」と実感した次第です。
以前、FZ1のことをアメリカのヤマハのサイトでは「ストリートファイター」として紹介しているという話を書きました。結局、このアメリカのサイトの紹介の仕方が的確で、ネーキッドバイクという中途半端な(前にも書きましたが悪い意味じゃないですよ、念のため)バイクとは別物になってしまったということなんだと思います。もちろん、名前も変わったことですし(アメリカ版は以前からFZ1でしたが)、必ずしもFZS1000の流れを受け継ぐ必要もないのでしょう。ただ、個人的にはそういう方向性を期待していただけにちょっと残念でした。
実は、少し前からFZS1000の「その後」をどうするかを考え始めています。要するに、このままずっと乗っていくのか、それとも買い換えるかということな んですが、もし仮に買い換えるとしたら、FZ1は有力な買い換え候補の一つでした。ただ、今回の印象からすると、ちょっと違うなあと思いました。そういう視点で見ていた ので、少し厳しい評価になってしまったかもしれません。
ちなみに、他の回も含め、このブログで書いているのは、現時点での俺の印象や感想でしかありません。他の人なら違う感想を持つだろうし、時がたつと俺の感想も変わるかもしれません(そういう話を近日中に書きます)。ですので、「こいつはこんなこと言ってるなあ」くらいに見てもらえれば幸いです。で、最後に、マフラーのアップも撮りましたのでアップします(汚れているんですが)。このマフラーの形状ってのは実際の見た目がどうなのか気になっていたんですが、変な感じは意外としませんでしたね。
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