バイク・スクーターに関するアンケート
バイクに関するアンケート結果というのが公表されていました。場所はここですね。
いろいろなテーマで調査を実施してその結果を公表している中の一つとして、バイクってのがあるみたいです。数字になるとわかりやすいんですが、見た感想としてまず思ったのは、「この調査を作った人は、ひょっとしてバイクに乗ったことがなかったり、自動車の免許を持っていない人なのではないか」ということでした。
この調査には回答者が約6000人いて、その85%くらいがバイクの免許を持っているそうです。で、回答者の6割が原付免許の保有者で、原付から大型までのバイクの免許保有者の20%くらいしかバイクを所有していないそうです。
ここからは想像ですが、回答で「バイクの免許がある」と答えた人の中には、「自動車の免許を取得した結果、「おまけ」として(取る気もなかった)原付免許も持っている人」というのが結構な比率を占めているんじゃないかと思うんですよね。二輪の免許を取ろうと思って取った人というのは、バイクを所有している「免許所有者の20%」にかなり近い数字なのではないかと思います。
おまけで免許が「取れた」人と、バイクに乗りたくて免許を「取った」人では、バイクに対する温度差があるのは当たり前ではないかと思いました。よく言われますが、バイクは「夏は暑くて冬は寒い、雨が降ると濡れる」乗り物な訳です。興味ない人は変だと思いますよ、普通(ちなみに「夏は暑くて……」には、つらいことだけではなく、季節や天気の移り変わりを実感できる楽しさってのもあることには、乗ってから気づきましたが)。で、「温度差」の違う人をひとくくりに調べてもなあ、と思いました。このアンケートではバイクの所有者に絞っていろいろ分析したりしているんですが、どうせなら、もっと突っ込んで調べてほしかったなあ、というのが率直な感想です。
まあ、でも考えてみると、こうしてネタとして取り上げられるだけでもまだいいんですかね。他の調査のテーマには「本・雑誌」とか「花火大会」とかはあるので、(暇ネタかもしれないけど)これらと同じように取り上げられるくらいには、バイクが(ある程度は)関心を持たれるテーマということでしょうか。
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