2人乗り特区と暴走族
神奈川県逗子市が原付バイクの2人乗りを認めて欲しいと内閣府に申請したんだそうです(出典はこちら)。
原付バイクには、排気量以外にもいろいろ制約があります。高速道路は走れない(OKなのは確か126cc以上でしたよね)、制限速度は30km、2段階右折が必要(な交差点もある)、そして2人乗りもできない……。えっと、他にもまだ何かありましたでしょうか?
原付バイクが高速道路を走れないことに異論があるって人はそういないと思いますが、それ以外の規制については「(TPOにもよりますが)本当に必要なの?」という意見もあるようです。2人乗りができないってのも、確かになぜなんだろうと思います。まあ、原付二輪は小さい車体のものが多いからなんでしょうか(因果関係はもしかしたら逆で、2人乗りする必要がないから車体が小さいのかも)。危なくないということが前提でしょうが、特区扱いだとしても、試しに2人乗りを認めてあげてもいいように思いますが、どうなんでしょう。
ちなみに、出典の記事には警察のコメントとして「(原付バイクの2人乗りを認めると)暴走族を喜ばせるだけでは」などというコメントが出ています。もしかすると、こういうコメントを書いた記者(または新聞社)の視点かもしれませんが、「バイク=暴走族」という見方を未だにしているようにも読めるのが気になります(俺の気のせい?)。あまり暴走族を間近で見たことはないのですが、いまどきの暴走族は原付なんて乗るんでしょうか。
余談ですが、「暴走族」という呼び名がかっこよすぎるので「珍走団」と呼ぼうという運動?があります。ご存じの方も多いと思いますが、こちらです。いろいろ考える人がいるものです。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント