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2005年5月15日 (日)

セロー250購入に至るまで(4):Riding is believing

 結局、DJEBEL250XCを選ばずに、セロー250を買った決め手は何だったのか。前回はこの手前で書くのをやめたので、続けます。

 前回のブログでは、DJEBEL250XCの気に入った点をいろいろ書きました。ただ、どんなTPOでも、あるいは誰にとっても完璧なバイク、なんてものはない訳です(バイクに限らず世の中のたいていのものはそうだと思いますが)。ジェベルについても例えばネットで探しても、良いところばかりでなく、一般に問題点とされるものは、いろいろ見つけることができました。2ちゃんねるであるとか、あるいはユーザーのホームページなんかを探すといろいろ書いてあります。

 真剣に悩んだ分、それこそ耳年増(正しくは目年増?)のように、それはもう本当にいろいろ調べてみました。このバイクを選んだ場合、自分にとって何が良くて何が問題になりそうなのかを考えるべきだと思ったんです。ただ、問題点みたいに言われていることも、実際はどうなのか、あるいは自分が乗った時にそれが本当に問題になるのか、よくわかりませんでした。悩んでもよくわからないんですよね。周辺にDJEBEL250XCのユーザーがいれば「結局、どうなのよ?」と話が聞けたんでしょうが、いませんでしたし。

 一方のセロー250は、発売直後でしたのでネット上でもそれほど情報は多くありませんでした。新製品、ってのには確かに弱いんですが、前回書いた通り、枯れたモデルもそれなりに好きなんです。古けりゃいいってものではありませんが、気に入ったバイクが何年も前から発売されているからといって、気に入らなくなるということではない。情報収集をして悩んでいても、結局どちらにすべきか結論は出ませんでした。

 ところが、ふと気づきました。集めた情報だけから判断しようとするからいけないんじゃないかと。スペックの数値であるとか、ツーリング向けとかいうことから考えるとDJEBEL250XCの方が有利なんですが、セロー250には簡単にあきらめられない理由があったんです。といっても、マシンの数値とか機能とか見た目のデザインといった話ではありません。最大のポイントは試乗したことがあるということだったんです。

 セロー250に試乗できたのは、東京モーターサイクルショーの時でした。カワサキの試乗会の話で書いたとおり、何気なく試乗したバリオスをえらく気に入ってしまったことがありました。そんな経験があったこともあり、セロー250に試乗できる機会はないかと思っていたら、モーターサイクルショーで試乗もできることがわかり、行ったのです。(展示も見ましたよ。その話は以前にちょっと書きました

 その時の乗り心地がとても良かったんですよね。音で表現した場合、バリオスが「ヒュイーン」だとすると、セロー250は「トコトコ」なんですかね。これはこれで楽しそうだと、その時思いました(実際、楽しいっす)。ハンドルの位置とかポジションも違和感は覚えませんでしたし、シュラウドがあることでニーグリップもそれなりにできそうでした。試乗した時は、そう長く乗れた訳ではありませんが、個人的に気になりそうな点をチェックし、買ったら楽しめそうかどうかを確認するには十分でした。

 ところが、DJEBEL250XCは試乗できる場が無かった。いろいろ探せばあったのかもしれないし、方法は何かあったかもしれませんが、バイク選びだけをしている訳にもいかず(そんな人生だったら良かったのに)、限られた時間では試乗はできませんでした。バイク屋さんでまたがることはできましたが、それだけでは不安だったんですよね。最終的には、この試乗経験の有無ってのが、分かれ目になったように思います。ことわざで「百聞は一見にしかず」(英語だとSeeing is believing)というのがあります。今回のバイク選びの場合、「百聞は一乗りにしかず」(は、ホントに英語でRiding is believingって言うのか? よく分かりませんが、タイトルにしちゃいました。ネイティブが見ると、実はすんごい意味になっていたりしたら、どうしよう……)だと思いました。

 FZS1000の場合、試乗なぞせずに見た目だけで買ったようなものです。それでも気に入って乗っている訳ですから、DJEBEL250XCも試乗せずに買ったとしても不満は感じなかったかもしれません。バリオス同様、このバイクもいつかは乗ってみたいと思いますが、とりあえず今回はセロー250を購入いたしました。

 さんざん好き勝手を書かせて頂きましたが、そのついでに一言。セロー250(あるいは他のバイク)を買おうか悩んでいる人は、ぜひ試乗できる機会がないか探してみた方がいいんじゃないでしょうか。バイク屋さんで試乗車を用意している場合もあるでしょうし、試乗できるのは大きなイベントばかりではないと思います。情報収集して頭で納得するのと、試乗して乗り心地なんかを体で確かめるのは、両方できるのが理想だと今回思いました。(なにやら偉そうですみません。当たり前の話かもしれませんね)

 逆に売る側にとっては、見込客にバイクに試乗させるってのは重要だと思うんですよね。今回カワサキが偉いなあと思ったのは、イベントで(たしか)全車種試乗可能にしたことです。他のメーカーも毎年春にはイベントをやるみたいですが、試乗できるのは新発売の機種が中心ではないでしょうか。今回、私が浮気したバリオスにしたって、古い機種だと思うんですが、それでも試乗車を用意してくれていました。それで今回は購入を見送りましたが、ファンを一人作った訳です(いつかは欲しいです、マジで)。イベントの準備やら何やらってのは、費用面も含め何かと大変なんだろうとは思いますが、国内のバイク市場がシュリンクしているからこそ、他のメーカーもいろんな機種を試乗できる機会をどんどん作って欲しいもんです。

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