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2005年5月13日 (金)

セロー250購入に至るまで(3):そして、DJEBELが残った

前回書いた通り一時は浮気をしたものの、やっぱりオフロードバイクがいいなあと思うようにはなりました。そんなタイミングで、セロー250の発売は決まっていた。3月にはセロー250発売が正式に発表されていましたし、当然気になりました。新製品、って言葉だけでも気になるんですよね。

ただ、だからといってすんなりとセロー250を選ぶ踏ん切りはつけられませんでした。俺の心の中で最後までセロー250と共に購入候補として残ったバイクがありました。それが、DJEBEL250XCだったんです。

オフロードバイクで自分が何をしたいのかとあれこれ考えると、やっぱり、まずはツーリングなんですよね 。もしかすると、「山の中をガンガン攻める」とか、そのうちいろいろ興味が出てくるのかもしれませんが、こればっかりは乗ってみないと分からない。
となると、DJEBEL(200もありますが、ここでは250のことです)はいいバイクなんじゃないかと思えるんです。タンクが大きいので1度給油して走れる距離も長くとれる。これは、山の中を走る時には結構重要なんだろうと思います。また出力などのスペックを見ると、セロー250を上回るものも見られる。価格は本当はDJEBEL250XCの方が高いんですが、バイク屋さんで売値を見たら同額に近くなるまでに下がっていました。

確かに新製品などの初物には弱いんですが、一方で何年も販売しているバイクには“枯れた”良さというのがあるとも思うんです。このバイクの場合、2004年2月にはバッテリー容量を拡大するなどの機能強化を図っている。こうした熟成というか、細かい機能強化を図っているというのも評価できる点です。

あと、実車が置いてあったバイク屋さんでまたがらせてもらったのですが、タンクがでかい分ニーグリップがしやすいように思えました。実はこれは、私にとっては評価を高める重要なポイントなんです。オフロード系のバイクでは、もしかすると本当はそんなに気にすべきことではないのかもしれません。ただ、家の近所にはダートが無い以上、一定区間は高速道路に乗らざるを得ない。となると、高速で走るときにニーグリップはできないよりできた方がいいんじゃないかと思ったのです。「バイクという乗り物は、乗り手の気持ち(メンタルな部分)で走り方が大きく変わりうる」というのは、FZS1000に乗り始めた頃に気づきました。そんな話も改めて書くかもしれませんが、いずれにしてもそう感じたことがあるからこそ、オフロードバイクであったとしてもニーグリップはできた方がいいなあと感じたのです。

DJEBEL250XCは、このように評価ポイントがいろいろあったのですが、一方でセロー250も捨てがたい。当然ながら同時に2台買うお金も、乗る時間もない。どちらかを選ばないといけない。いやー、これは本当に、本当に悩みました。最低でも1週間くらいは、確か悩んでいましたね。

その悩んだ結果として、DJEBEL250XCは候補からはずし、今回はセロー250を選んだ訳です。その理由は、って話はまた改めて次回にします。そんなにもったいぶった話でもないんですが、今回はこの辺で。

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